飲み会

飲み会が嫌いだ。

飲み会というか、まぁ、会が進むごとに嫌気が増す、と言うべきか。

元々、お酒は好きだったのだが、身体の都合上飲むのをやめている。神経系の理由だ。

元々飲めないのであれば、こんな嫌悪感は抱かないのだが。

飲み会はシラフでも楽しむ術は無限にある。

ただ、会が進むごとに、差が出てくるのだ。

酔っ払って同じ話をする、シラフで答える、酔っ払って同じ話をする、の無限ループだ。

こちらも酔っていればなんてことない、楽しい席だ。

ただ単にシラフだと時間の拷問である。

しかも厄介なのが、好きなものを目の前で飲まれているのに自分が飲めない状態にある、という事。

誘ってくるやつはそういうの考えてんのかな、と思う。

 

好きだけど飲まないという人間に対して

「飲みに行こうぜ」と言うのは

「俺たちは酒飲むから、お前は好きな酒飲めないだろうけど目の前で俺たちが飲んでる姿観ながら必死に我慢して烏龍茶飲んでてくれよ」

と言ってるのと一緒なんですよね。

腹が立つ。

そりゃあんたは美味い酒飲みながら話してんだから良いだろう、ただ俺はその美味い酒我慢して話聞いてるのよ。

そこに何があるのさ。

酔っ払って要点を得ない内容と、繰り返しの御伽噺に何の価値がある?

俺が飲めるなら、一緒に飲めるなら、飲み会は楽しいよ。

 

喉が痛くて喋るのもキツい時にカラオケ連れてかれてみんなの歌を延々と聞く

 

骨折してるのにボウリングに連れてかれてみんなの転がしをただ見てる

 

真横でセックスしてるのをただ見せられてる

 

俺だってやりたいよ。

目の前でお預け食らってまで、みんなが気持ちよくなってる所にシラフでいたくねぇよ。

 

こちらから誘っている場合は別ですよ、もちろん。

こちらから誘っている場合は飲んでくれて構わないんですが。

まぁ、ちょっと偉そうか。

 

楽しいのを知っている状態でお預けを食らう場所に連れて行くなよ、と思うね。

 

わがままか。

 

行かないと

「やっぱ今時の若者だわ」

「コミュニケーションの場なのにな」

みたいな?

うんざりだ。

 

まぁ、行くんだけど。

で、笑顔で頷いてるんだけど。

 

それで関係が良好なら良いけど、酔ってる奴ってスイッチ入るとめんどくせぇから、そうなると来なきゃ良かったなぁ、になるのよねぇ。

時間無駄にしたなぁって。

難しいねぇ。

人生経験としてストックする以外に何もないな。

 

そしてみんな、覚えてないんだ。

 

今日の一曲…

ZERO/B’z