人のために

人のために働く。

 

一緒に働く人たちが、なるべくスムーズに仕事ができるように。

一緒に働く人たちが、なるべくストレスなくできるように。

そう思い、日々仕事をしているわけだが、誰かのために自分の仕事があるのだとしたら、それはそれは素晴らしい事だと思う。

 

例えばこの仕事をクリアした事で役職が上がる、であったり、スキルが上がって上の仕事ができる、であったり、そういうポジション、仕事であればモチベーション高く仕事が出来ますよね。

目の前の仕事をこなしていく毎日だけど、いつかはあの仕事ができるかもしれない。

それはそれは素晴らしい事だと思う。

 

俺の仕事には、それがない。

 

ただ、この会社が良くなれば、と思い働いている部分はある。

この仕事をクリアしていく事で未来に何かが待っているわけでもない。

全く上昇志向を持てないのだ。

 

「仕事を楽しんでやって欲しい」

以前先輩に言われた言葉だ。

 

今のポジションに就いてから、楽しいと思った事などない。

そして感覚の問題になるが、そもそも「やりがい」というものに全く心が動かない。

 

やりがいのある仕事がしたい

何を言ってるのか?と思う。いやマジで。

 

今の俺を動かしているのは、

誰かのために働き

感謝をされる時の

「優越感」のみ。

 

誰かのために働いているのに感謝もされず、当たり前と思われるのであれば、やっている意味がない。

損得勘定のみで動いている。

ありがとうのカツアゲを毎日毎日やっている。

逆に、それだけの感情で働いていることに恐怖を感じる。

優越感の為、って。

 

昔からそうだ、

「必要とされる事」を欲しているが、

「それが当たり前」になると急に全てを投げ出したくなる。

勝手だな。

 

 

極論を言えば、俺の仕事は、俺が失敗しても俺は困らないのだ。

誰か、が困るのだ。

そりゃあ、間接的には困ることになるかもしれないけども。

 

あなたはこれが出来ないと困りますよね?だから考えておきましたよ。

という仕事なわけだ。

裏方の裏方。

正直、俺が仕事を放棄したらみんな困るだろう。

俺は困らない。実害がないから。

損得勘定のみで動いている。

 

それでも毎日、ありがとうのカツアゲを繰り返す。

 

誰かのために働く。

疲れるなあ。

 

自分のやりたいことの為に働きたいよな。

また明日もカツアゲするか。

 

 

今日の一曲…

ピンクのアフロにカザールかけて/菅田将暉